長次郎

東京国立近代美術館で開催されている、茶碗の中の宇宙 楽家一子相伝の芸術を見てきた。

先日、NHKプロフェッショナルで、オークションスペシャリストの山口圭さんが、丁度、楽茶碗を手にしているシーンがあり、あああ、やはり見に行かないとなーと思って。
たまたま仕事の近場で展覧会があることを知り、見に行った。

いやいや、やはり、長次郎の作品は、素晴らしく、その後の子孫たちも、皆、先代を越えようとチャレンジしている感じは、よくわかるのだけれど。
長次郎の作品は、根底にある精神のようなもの、シンプルの中にあるもの、自然であること、この部分が圧倒的だなと。そして、あくまで、それは茶碗であり、飲む人のことを考えられた、道具であるというところ。そこである。

その機能性と自然美の追求なのでしょうか?圧倒的に、吸い込まれそうであった。そこにある、作り手の静かな心持ち、まさに禅の気持ちなのかな?

やはり、15代までの流れをみてくると、その作品がいつ作られ、その時代の色が、各作品に色濃く出ていると感じた。芸術家もやはり時代の大きな流れというか、に、動かされていると感じる。

やはり、私的には、初代の長次郎作品がよいな。と。自然でよいなと思うし、場をわきまえ、控えめな中に、しずかな表現があるということなのかな?
茶碗は、皆、とても抑制された中の自然美の表現になっているけど、獅子なんかは、自由自在で、長次郎の喜びや、獅子の躍動が存分に表現されているわけだから。。
やはり、この人は、その場その場を使い分けて、相手を思った作品をつくっていたのだろうと思う。

大好きな本阿弥光悦の茶碗もあり、雨雲も素敵でしたね。ああ、本阿弥光悦らしいなーと。なんというか、乙御前も、色がとてもステキ。本阿弥光悦の洒落っ気が、満載の作品でした!!
先日MOA美術館に行ったときには、本阿弥さまの書に会いたくて、、でしたが、観ることが出来ず、非常に残念な思いでしたので、今回、いつもの本阿弥&俵屋宗達のコラボ作品を掛け軸にみることができ、超HAPPYでした!!

それにしてもなんなのでしょうね。やはり、桃山時代と江戸時代では全然違ったんでしょうね。その緊迫感のようなものが。茶を飲む人々の心持ちが、茶碗の様相に現れているように感じました。

長次郎の作品には、その飲み手の切磋琢磨感というか、武士が戦うことで生まれる緊張感だったり、なんていうか?ギリギリの精神性だったり、そこに、与える静寂だったりと、何か、とても張りつめた空気感がある時代で、その様子が茶碗の様相に出ているなーと。ある種、細心の注意を払いながら、自然のぬけ感ある美があって、自然感とか、無常観みたいなものが、作り手の根底にあるような、、、、そんな気がしました。

とにかく、よかった!!!!
でも、薄暗すぎて、作品、よく見えていないかも。。。

その当時は、武士の皆様も、こういう暗がりでこの茶碗をみていたのかもしれません。
緑の抹茶が入った様子もみてみたいものでした。

ほんとうによかった!!


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# by okibondg2 | 2017-04-22 22:10 | ビビっとアート | Comments(0)  

桜吹雪

今日は仙台で仕事があった。その場所に、かなり立派な桜があり、満開から、少し散り始めの時期を迎えていた。ふーと風が吹き、たくさんの花びらが、宙にふわっと舞い上がる。
水色の空に、淡いピンクの花びらが、ちらちらと舞い上がっては降りてくる様子に、しばし見入る。

こんな素敵なお天気の日にも、職場では、時間に追われ働く人々。ふと、このような、現代の当たり前の生き方が、不思議になる。朝読んだ新聞でも、様々な技術が開発され、新商品が紹介されていた。だけど、人々はほんとうに、それで、満たされているのだろうか?

私も技術系の仕事をしているけれど、たまに、技術で、人は余計に苦しめられているのではないか?と思う時がある。

生きるって、こういうことよ。桜がいう。

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# by okibondg2 | 2017-04-18 22:33 | zakkan | Comments(0)  

花粉症

 花粉症のためか?昨夜から調子が悪く、今日も一日家にじーっとしていた。マスクとティッシュが手放せない状態に、とうとう、私もなってしまった。今は、我が家では、空気清浄機2台がフル稼働である。

 あわてて、対策。食べ物は、ヨーグルト、緑茶、ビタミンC、体を温めるように、生姜。掃除も念入りに。あちこちをコロコロし、拭き掃除も。少し、家の中では、楽になったかな。

 春なのに。ね。こちらは、まだ、桜は咲いていない。だけれど、日差しはずいぶん柔らかくなってきた。

 お昼寝も、バッチリ。明日からまたお仕事。体調管理に気をつけたい。

 そう、先ほど、ヨットの世界一周レースの模様を番組で見て、涙した。世界の大きな海の中を一人で走って行く男達の、その精神力!チャレンジ、そして、忍耐、そして、前向きさ。諦めない気持ち。と、自然への感謝のようなものを、すごく感じて、よかった!!
 おだやかな風の日も、大波の日も。海は、やっぱり大きくて、感動をくれるんだね。
 わたしも、まだまだ!!

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# by okibondg2 | 2017-04-09 21:23 | zakkan | Comments(0)  

久しぶりにのんびり

ここしばらくは、あちこち飛び回っていたので、今日は、ほんとうに久しぶりの休日という感じだった。
仕事に行かなくては、と思いながらも、体が痛くて、じーっとしていた。

しばらく南にいたから、久しぶりの北の気候に冷えちゃったのか?な??

家にほぼじーっといて、掃除したり、洗濯したり、洗い物したり、雑誌をぼーっとみたり。

寒いとはいっても、なんとなく日差しは暖かく、窓辺でひなたぼっこしながら、流れる白い雲をぼんやり眺めたり。と。気ままである。

いろいろ気になっていたことは、全部やめることにしたら、スッキリしたのである。
そんなに、ムリにがんばることもないかな。。と。

アマゾンを見ていたら、自分の同級生かな?という人が本を出していた。
私も、そろそろ、である。

基本忙しい感じが多い(好きでもある)けれど、数ヶ月、どこかに籠って、本を書いたりできたら、幸せかもなーとも思ったり。そのときには、やはり、温泉だったり、海だったり、自然のあるところの方がいいのかな??

明日は、さすがに仕事もしないとである。とにかく、明日にしよう。
今日はこれでおやすみします。

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# by okibondg2 | 2017-03-25 22:52 | zakkan | Comments(0)  

ニュースの真相☆☆★ シチズンフォー スノーデンの暴露☆☆☆

 久しぶりにDVDを借りる。どちらの映画も真実を求める映画である。とくに、シチズンフォーは、ドキュメンタリーで、アメリカ社会において、国民の行動記録が保存され、検索利用されていることを伝えている。その内容に、とても恐ろしい感覚を持つ。世界はどこに向かって行くのだろう?
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# by okibondg2 | 2017-03-12 10:32 | 映画でうふふ | Comments(0)  

今日は

 今日は、久しぶりに、加美町のメタン発酵の様子を見に行ってきた。最近、微生物は冷たい環境になれたのか?そこそこいい感じになっている。
 久しぶりに、1時間ほど、スタッフの皆さんと世間話もさせてもらって楽しいひととき。帰りには、原木栽培の立派なしいたけをいただいた。「バターで炒めると美味しいよ!」とのこと。
 店内を見て、前回購入した梅干しが、そろそろなくなるので、また購入(370円)。デニム素材で作られた、手づくりのトートバックも購入。裏地もしっかり縫ってあるのに、たった1000円!。とってもお得感があります。お米のひとめぼれもなくなりつつあったので、量り売りのコーナーで2kgだけ買って精米してもらった。
 ここに来ると、作り手の雰囲気がなんとなく感じられ、スーパーに比べ、より温かみのある食材に感じられて、幸せになるなー。
 
 「この店には、どんな人が商品を出しているのですか?」と質問すれば、農家の人もいるし、初心者の人もいる、山から取ってきた物を売る人もいるし、手づくりの作品を売ったりしている人もいるということで。この地域に暮らす人たちの展示場!みたいな感じなのかなーと。
 こういう場所が、もっといろんなところにあったら、高齢者の人たちが、自分たちの作品を通して、社会とつながって、生き甲斐を持てるのになーと思った。

 手に職があるって素晴らしいな。わたしが高齢になったら、なにかあるかな????

と思いました。



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# by okibondg2 | 2017-02-05 19:54 | zakkan | Comments(0)  

2月

今年は雪が少ない、と言っていたら、2月に入り、とたんに雪が降った。

久しぶりに、早めに帰ってくる。雪の降る夜、温かい部屋にいることが、とても幸せに(ありがたく)感じるので、結構、好きである。

外は吹雪いているようだ。風の音が聴こえる。部屋の中では、波の音を聴いている。温かいストーブの上では、やかんのお湯が音を立てている。強い風が家をきしませる。

静かな夜は、いろんな音をあらわにしながら、吸収する深さがある。

目を閉じるとすーっと吸い込まれ、しあわせの眠りにつけそうだ。


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# by okibondg2 | 2017-02-01 22:13 | zakkan | Comments(0)  

ここ数日のお気に入り

 この数日、ちょっと気に入っているのが、オレンジジュースと炭酸水と泡盛をまぜた飲みもの。夕食に飲んでいる。泡盛は、ほとんどいれていないのだけど、およそ6ml程度、ちょっと入れるだけで風味がでる。
 
 昔は、泡盛っていうのは、沖縄でしか飲めないものだと思っていたけど。雪の東北で飲んでいるんですから、、ね。しかも古酒(クース)を。
 なんだか不思議。そして、かすかな泡盛の香りに、なんとなく感じる幸せ。

 

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# by okibondg2 | 2017-01-22 21:45 | zakkan | Comments(0)  

たくさん本を買う

 このところ、何か足りないと思った。やはり、本屋かなと。
 今日は、思いっきり本を買った。サピエンス全史は、今、話題の本らしく、すでに、取り急ぎ、はや読みはしたのだが。なかなかに面白い。特に下巻が、いろいろ考えさせられる。
 
 ほんとうは、村上春樹の新刊が出ていると思って、きたのである。ところが、それは、今度発売されるそうで。。
 とりあえず、以前、ちょっと気になって、でも、村上春樹が表紙に出ていて買うのをやめていた、「職業としての小説家」という文庫を買うことにした。どんな風に小説を書いているのだろう?と。物書きに憧れたこともある、わたしとしては、ちょっと興味をひいたのである。
しかし、最近、村上春樹さんは写真に出てますね。ちょっとビックリである。昔は、表に出ない!ということを、よく書いていたから。何か、歳を経て心境の変化なのでしょうか??
 その他、まだ読んでいないけど、「ラオスにいったい何があるというのですか?」という紀行文も買いました。これは、まさに、タイトル買いで、昨年、ラオスに行ったばかりだったからである。村上春樹もラオスに行っていたんだーと。
 「‥小説家」の方に書いてあったけど、ある程度書き上げると、一旦、1ヶ月ほどの休みをとって、いろいろ旅行に出かけるとのことで。この「ラオス。。。」の本は、その旅のいろいろなのでしょう。いいなー。行ったことのないところばかりで。行ってみたいところもある。

 あとは、片付けの本(毎回買って、読んではいる。。)。お茶の本、運命の本という感じで、
 結局、今日は、上下巻もカウントすると7冊の本を購入!なかなか気持ちのいいものである。

 今回の片付けの本は、以前も購入した本多さおりさんのものですが、本多さんが、パリのいろいろなお宅を見せてもらうというもので、パリの人々の収納を観るのは、なんだか面白い!
 なんだろう?日本人のお片づけ本は、なんとなく「制御」的なイメージがあるけれど、パリの人のお片づけは「遊び」的な感覚があって、これなら、私もトライ!してみたいなー。って、言い訳かしら。

 やっぱり、本はいいなーと思う。静かで。意味がある。マイペースでいい。
 こういう ゆったりとした時間 が 必要だと思います。



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# by okibondg2 | 2017-01-22 21:28 | グッと書物 | Comments(0)  

Miles ahead マイルス・デイヴィス空白の5年間☆☆☆

 昨夜、急に思い立って、Miles aheadを見てきた!久しぶりのミニシアター系で。宮城県に暮らし始めてから、このチネラヴィータは初めてだったかもしれない。
 昔、大学生だった頃、よく仙台駅東口の近くにあった、ミニシアターの劇場に映画を見にきていたのだ。そのころは、なんという映画館の名前だったか???ちょっと忘れてしまった。

 とにかく、今回、その映画館の狭さとか、天井の低さとか、トイレの狭い感じとか、なんだか、なつかしく、もしかして、あの20数年前によく通っていたシアターを、そのまま移したんだじゃないか??って、記憶の錯覚があったほど、懐かしかった。

 映画も、マイルス・デイヴィスが活動を停止していた5年間の様子が物語なっていた。何か、もどかしさと同時に、音に対してのこだわりと、繊細さと強さのようなものを感じて。
 マイルスの様子をみて、やっぱり、作品をつくるっていうのは、頭で考えてるのではないんだなと。きっと、ある瞬間に、ビビビビッと降りてくるものなんだなーと。それを、ずっと待っている、ずっとずっと待っていて、そのころの彼には、その先に行けなかった。。。その5年だったんだと。

 マイルス・ディヴィスは、私の中学・高校生時代に、ちょこちょこ聴いていて、一度、聴いてみたいと思っていた。高3のとき、大学受験が受かったら、次は、マイルスを生で聴く!とおもっていたので、新聞で彼の死のニュースがあったとき、非常にがっくりきたのであった。
 
 それから、あんまり、マイルス・デイヴィスの音楽は聴いていないかもしれない。久しぶりに、映画の中で、マイルスのトランペットの音を聴いて、やっぱり、すごい存在感のある音なんだなーと。

 そして、マイルスのようなスペシャルな人でも、ある種の負のスパイラルから逃れられなくなったときに、それを救ったのは、彼を尊敬する若者のストレートな想いだったりして、なんか、そこも、すごくよかった。想いは通じる!という感じで。

 想像したような暮らしぶりであったが、あのテーブに対する思いの強さは、やっぱり音!が命だったんだね。なかなか、ああいう生き方はなかなか、、、ですね。

 
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# by okibondg2 | 2017-01-10 21:51 | 映画でうふふ | Comments(0)